トヨタ自動車の上半期の販売台数が、3年連続で世界トップとなりました。

 トヨタによりますと、2022年上半期の世界販売台数は、グループ全体で前の年の同じ時期に比べ6%減って、513万7811台となりました。

 新型コロナの感染拡大や半導体などの部品調達が困難だったことが背景にありますが、世界販売台数はドイツのフォルクスワーゲングループを上回り、3年連続で世界トップとなりました。

 世界生産台数もグループ全体で前の年の同じ時期に比べ3.8%減って、509万7434台となりました。

 生産台数が減ったことなどから、現在多くの車種で新車の納期が遅れていますが、トヨタは「回復傾向と見込んでいるが、先行きは不透明。1日でも早く車を届けられるよう努めたい」とコメントしました。