28日、夏の甲子園出場をかけた岐阜大会の決勝戦が行われ、劇的な結末で県岐商が勝ちました。

 岐阜大会の決勝で対戦したのは県岐商と帝京大可児高校。

 試合は8回の表、1点を追う帝京大可児が迎えた1アウト2・3塁のチャンス。タイムリーヒットで同点に追いつくと、さらに走者一掃の3ベースヒットも出るなど、この回一挙5得点で逆転します。

 しかしその裏、前回王者の県岐商もすぐさま反撃。ヒットを重ね同点に追いつきます。

 その後、両校得点の無いまま迎えた延長11回の裏、県岐商の先頭バッター、村瀬海斗選手が初球をライトスタンドへ。劇的なサヨナラホームランで、県岐商が2年連続30回目となる夏の甲子園出場を決めました。