行動制限なく国の財政支援もなし…新設される『BA.5対策強化宣言』その中身とは 接種の“呼びかけ”も
新型コロナ対策として、政府が新たに設けた「BA.5対策強化宣言」は、病床使用率が50%を超えたり、中等症以上の患者が増えたりした場合などに、都道府県の知事が対策強化宣言を出すことができます。
その場合、知事が住民に対して高齢者や基礎疾患を持つ人、その同居家族に対し外出自粛の協力を要請できます。
また、若者の接種率が低いワクチンの3回目接種の呼びかけや、テレワークなどの対策も呼びかけることができるということです。
ただこの宣言は、行動制限や国が財政面で支援をするというものではありません。
また国は「BA.5対策強化地域」と位置づけた自治体と連携を強化し、他の自治体で行った好事例の提案や導入の支援をして、必要に応じて職員の派遣も行うということです。