三重県では7月29日、新たに2374人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1日の新規感染者数としては過去3番目の人数です。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの2374人です。

 内訳は、四日市市が435人、鈴鹿市が321人、津市が313人、桑名市が281人、伊勢市が165人、松阪市が129人などとなっています。

 29日は、4月と5月に公表された特別養護老人ホームでの3件のクラスターの現状も発表されました。

 4月4日に入所者16人と職員8人のあわせて24人のクラスターとして公表された特別養護老人ホームでは、新たに職員1人と入所者1人に感染がわかり、あわせて26人になりました。

 4月11日に入所者ら30人と職員12人のあわせて42人のクラスターとして公表された特別養護老人ホームでは、新たに職員1人に感染がわかり、あわせて43人になりました。

 5月23日に入所者ら21人と職員6人のあわせて27人のクラスターとして公表された特別養護老人ホームでは、新たに入所者等2人に感染がわかり、あわせて29人になりました。

 また三重県は、前日28日に公表した新規感染者数3507人のうち、32人分が重複していたとして、3475人に訂正しました。三重県では28日から、新規感染者数のカウント方法を変更していて、その過程で2重にカウントするミスがあったということです。

 29日時点の入院患者は、前日から3人減って211人で、病床使用率は41.9%に下がっています。重症者はゼロのままです。

 自宅療養者数は696人減って1万7554人になり、7月19日以来10日ぶりに減少しています。