お盆期間に愛知県の中部国際空港を発着する便の予約状況が発表され、予約者数は2021年より大幅に増加しました。

 中部国際空港によりますと、8月6日から16日までのお盆の期間中に発着する国際線の予約者数はおよそ1万6700人で、2021年の約12倍に増えました。

 ただ、新型コロナ感染拡大前の2019年と比べると7%ほどの水準にとどまっています。

 国内線の予約者数は日本航空が3万4000人余りで、2021年の2.5倍近くに増加し、感染拡大前の8割に回復しました。

 また全日空の国内線の予約者数は8万7000人余りで、2021年の約1.5倍、感染拡大前の7割ほどの水準になりました。

 中部国際空港の担当者は「行動制限がなくなり、便数も増えたため予約者が増加したが、国際線の本格的な再開は見通せていない」としています。