三重県では8月3日、新たに3658人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。7月28日の3474人を上回り、過去最多の人数です。

 感染がわかったのは、10歳未満から100歳代までの3658人です。

 内訳は、四日市市が700人、鈴鹿市が481人、津市が476人、伊勢市が329人、桑名市が288人、松阪市が223人などとなっています。

 新規感染者が前日から1177人と大幅に増えた理由について、県は土・日は休診する医療機関が多く、月・火に検査を受ける人が集中するため、水曜日に感染者の報告が増える傾向にあると説明しています。

 3日は、60代から90代の男女あわせて4人が7月31日から8月2日に亡くなったことも発表されました。

 亡くなった4人は、いずれも新型コロナが原因で県内の医療機関に入院していましたが、入院先で亡くなりました。

 4人のうち70代の女性は、新型コロナとは別の基礎疾患が原因で入院していましたが、入院中に体調を崩して1日に亡くなったということです。

 また、60代の男性は新型コロナが原因で入院していて、2日に亡くなったということです。

 2人について県は新型コロナが直接の原因ではないとしています。

 残りの90代と80代の女性2人の死因については新型コロナが原因だったということです。

 3日時点の入院患者は、前日から4人増えて258人で、病床使用率は48.7%になりました。

 重症者は1人で7月20日以来14日ぶりに報告されました。

 自宅療養者数は1378人増えて2万132人になり、初めて2万人を超えています。