三重県では8月4日、新たに3139人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1日の新規感染者数としては過去3番目に多い人数です。

 感染がわかったのは、10歳未満から100歳代までの3139人です。内訳は四日市市が671人、津市が412人、鈴鹿市が369人、桑名市が271人、松阪市が251人、伊勢市が250人などとなっています。

 4日は、80代の女性と70代の男性のあわせて2人が8月3日に亡くなったことも発表されました。

 2人はいずれも高齢者施設に入所していて、陽性が判明した後も施設で療養していましたが、容態が急変したため病院に搬送され、8月3日に亡くなったということです。

 2人の死因について、県は新型コロナが原因だったとしています。

 4日時点の入院患者は、前日から20人増えて278人です。

 三重県では4日から病床数をこれまでの530床から20床増やして550床になりましたが、病床使用率は50.5%で前日から1.8%あがっています。病床使用率が50%を超えるのは、2月25日以来160日ぶりです。

 重症者は1人増えて2人になりました。

 自宅療養者数は695人増えて2万827人になり、過去最多が続いています。