三重県では8月5日、新たに2859人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、10歳未満から100歳代までの2859人で、1日の新規感染者としては過去4番目に多い人数ですが、3日ぶりに3000人を下回りました。

 内訳は四日市市で512人、鈴鹿市で396人、津市で370人などとなっています。

 5日は、入院していた40代の女性が亡くなったことも発表されています。

 また、3件のクラスターが公表され、県内3か所の高齢者施設で、職員と利用者あわせて99人に感染がわかっています。

 感染が広がった理由について、県はいずれの施設も利用者の中にマスクを着用することが困難な人がいたことや、食事や入浴の介助などでの接触が考えられるとしています。

 5日時点の病床使用率は50.9%と前日から0.4ポイント上がっています。自宅療養者は2万2033人となり、3日続けて過去最多の人数です。

 三重県では5日から21日まで「BA.5対策強化宣言」が出されていて、県は高齢者と会う場合には家庭内でもマスクを着用することや、マスク会食の徹底などを呼びかけています。