三重県では8月8日、新たに1408人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、10歳未満から100歳代までの1408人で、四日市市で338人、津市で186人、鈴鹿市で142人などとなっています。

 8日は、50代から100歳代までの男女3人が亡くなったことも発表されていますが、いずれも死因は新型コロナによるものではないということです。

 また5件のクラスターが公表され、県内5か所の高齢者施設で、職員と利用者のあわせて198人に感染がわかっています。

 感染が広がった理由について、県は利用者の中にマスクを着用することが困難な人がいたことや、食事の介助などでの接触が考えられるとしています。

 8日はゲノム解析の結果も公表され、7月中旬から下旬に公表した120人の陽性者の検体を調べたところ、すべてオミクロン株で、このうち73.3%が「BA.5系統」だったということです。

 8日時点の病床使用率は56.1%で、前日から3.6ポイント上がっています。