愛知県では8月8日、新たに5368人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。1週間前の日曜日と比べて619人減り、8日ぶりに1週前の感染者数を下回りました。

 市町村別の内訳は名古屋市で1524人、豊橋市と豊田市でそれぞれ451人、岡崎市で333人、一宮市で290人、豊川市で133人、安城市で131人、春日井市で121人、瀬戸市で120人などとなっています。

 県内では医療機関や高齢者施設を中心に多くのクラスターが発生していて、このうち刈谷市の医療機関では92人、名古屋市の高齢者施設では80人に広がる大規模なクラスターとなっています。

 8日は名古屋市で2人、一宮市で2人、稲沢市で1人、安城市で1人のあわせて6人が亡くなったことが発表されています。

 稲沢市の死者は70代の女性、安城市の死者は100歳代の女性で、2人とも入院していて、基礎疾患があったということです。

 7日時点の県内の入院患者数は1311人で病床使用率は76.1%、重症者数は38人で、重症病床使用率は22.1%となっています。