陽性判明日に家で急変し死亡した40代男性も…岐阜で過去最多の新規感染者4725人 病床使用率63.0%
岐阜県では8月9日、新たに4725人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また、5人が亡くなったことも発表されています。
感染がわかったのは、岐阜市や各務原市などに住む0歳から100歳以上の4725人です。1日に発表された新規感染者数としては、8月2日の4557人を上回り、過去最多となりました。
新たなクラスターも8件公表され、養老町の高齢者福祉施設では入所者27人や職員6人などあわせて33人に感染がわかっています。
このほかにも各務原市と中津川市の高齢者福祉施設や、岐阜市と各務原市、笠松町の医療機関などで新たなクラスターが公表されています。
また、9日は新型コロナに感染していた岐阜市の80代女性、大垣市の40代男性、土岐市の70代女性、本巣市の90代女性、高山市の90代女性が亡くなったことも発表されました。
このうち、大垣市の男性は症状があったため、医療機関を受診して陽性が判明。医師の判断により一度自宅へ帰りましたが、その日のうちに容体が悪化し救急搬送され、亡くなりました。
新型コロナの陽性が確認された場合、医療機関から保健所へ「発生届」が提出されますが、この男性のものは翌日に提出されたため、保健所が患者を把握し入院などの対応を進める前だったということです。
亡くなった人は累計で389人になりました。
県内の病床使用率は8日時点で63.0%、重症者は2人です。