名古屋市では8月10日、過去最多の6547人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また高齢の感染者11人が亡くなったことも発表されています。

 新たに感染がわかったのは、10歳未満から100歳以上までの6547人で、8月3日の6383人を上回り、過去最多となっています。

 年代別では10歳未満が771人、10代が675人、20代が1037人、30代が1030人、40代が1016人、50代が835人、60代が467人、70代が369人、80代が256人、90代が88人で、100歳以上が3人です。

 このうち中等症以上の症状が出ているのは合わせて123人で、10歳未満と10代が2人ずつ、20代が5人、30代と90代が9人ずつ、40代と50代が7人ずつ、60代が13人、70代が23人、80代が48人で、100歳以上が1人です。

 9日夜時点での自宅療養者数は3万3930人、市内に622床あるコロナ病床の使用率は84.2%となっています。

 高齢者や基礎疾患があるなど重症化リスクが高い感染者の入院の機会を確保するため、市の担当者は「重症化リスクの低い感染者はなるべく自宅で様子を見てほしい」としています。

 10日は高齢の感染者11人が亡くなったことも発表され、名古屋市の死者は878人になりました。