岐阜県では8月12日、新たに1406人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また4人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは岐阜市や大垣市などに住む0歳から100歳以上の1406人で、16日ぶりに1週間前の人数を下回りましたが、前日11日が祝日だったため、検査数が少なかったことが要因とみられます。

 新たなクラスターは3件公表され、岐阜市の高齢者福祉施設では入所者と職員のあわせて25人に感染がわかっています。また、岐阜市の2つの医療機関でもクラスターが発生しています。

 12日は岐阜市の90代女性と70代男性、土岐市の90代男性と笠松町の90代男性の合わせて4人が亡くなったことも公表されました。

 4人はいずれも基礎疾患があり、岐阜市の女性はワクチンを3回接種していましたが、入所していた福祉施設から搬送された病院で亡くなりました。

 岐阜市の男性はワクチンを接種しておらず、入院中の病院で亡くなりました。土岐市の男性と笠松町の男性はいずれもワクチンを3回接種済みで、入院中の病院で亡くなっています。

 県内の病床使用率は11日時点で57.3%、重症者は3人です。