岐阜県では8月15日、新たに1986人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また5人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む0歳から100歳以上の1986人で、月曜日としては過去最多となりました。

 新たなクラスターは32件公表され、このうち各務原市の特別養護老人ホームでは職員や入所者らあわせて44人に感染がわかっています。

 揖斐川町の障害者福祉施設でも職員と利用者のあわせて41人に感染が判明し、クラスターとなっています。

 そのほか、高齢者福祉施設を中心にクラスターの発生が相次ぎました。

 15日は岐阜市の80代女性、山県市の80代男性、大垣市の60代男性、垂井町の70代男性、羽島市の80代女性が亡くなったことも公表されました。

 5人はいずれも基礎疾患があり、このうち岐阜市の女性はワクチンを4回接種していましたが、入院中の病院で亡くなりました。山県市の男性と羽島市の女性はワクチンを接種していなかったということです。

 県内の病床使用率は14日時点で52.9%、重症者は2人です。