感染拡大の影響で新型コロナの「療養証明書」の発行が遅れていますが、三重県は改善するため、発行業務を外部に委託することにしました。

 新型コロナの療養証明書は、保険金の請求などに使われるもので、三重県では保健所が発行していますが、感染者の増加に伴い1万件以上の申請があり、発行までに2か月ほどかかっているということです。

 外部業者による療養証明書の発行は、コールセンターの準備などが整う9月中旬頃から始まる予定で、三重県は保健所の負担軽減や発行の迅速化を図りたいとしています。

 また療養証明書は、国の健康観察システム・MyHER‐SYSからも発行できるため、県の担当者は利用を呼びかけています。