岐阜県では8月26日、新たに2928人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また、11人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、岐阜市や大垣市などに住む0歳から100歳以上までの2928人です。

 新たなクラスターが10件公表され、垂井町の障害者福祉施設で利用者13人と職員6人のあわせて19人に感染がわかったほか、郡上市や本巣市、多治見市などの高齢者福祉施設でも確認されています。

 26日は感染がわかっていた岐阜市や大垣市、揖斐川町などに住む80代から90代の男女11人が亡くなったことも発表されました。11人は1日に発表される亡くなった人数としては過去最多です。

 このうち、基礎疾患がある北方町の90代男性は、入院を拒否して自宅で療養を続けていて、訪問看護による支援を受けていました。

 ほかの10人は感染がわかり、入院していたということです。県内の死者は累計で462人になりました。

 また、8月17日と19日に亡くなった大垣市の80代男性2人の死亡が26日に公表されましたが、県は病院と保健所からの報告の遅れが理由だとしています。遅れた原因は医療ひっ迫の影響ではないとみられるということです。

 県内の病床使用率は25日時点で63.2%、重症者は7人です。