三重県では8月29日、新たに1074人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

 感染がわかったのは、10歳未満から90代までの1074人で、四日市市で179人、津市で171人、松阪市で146人などとなっています。

 三重県では、5日続けて1週間前の人数を下回りましたが、県の担当者は「土曜・日曜に休診する医療機関が多いため、検査を受ける人が少なく、月曜日は感染者数が減少する傾向にある」と話し、「火曜・水曜の感染者数を見て今週の推移を見極めたい」としています。

 29日は、80代から90代までの男女3人が亡くなったことも発表されました。このうち、80代の男性は、新型コロナとは別の疾患が原因で、県内の医療機関で入院していましたが、感染が判明して27日に亡くなりました。

 90代の男性と80代の女性は、新型コロナが原因で県内の医療機関に入院していて28日に亡くなりました。

 亡くなった3人について、県はいずれも新型コロナが死因ではないとしています。

 県は29日から病床数を6床増やして584床になりましたが、病床使用率は55.7%で、前日から1.0ポイント上がっています。自宅療養者数は2705人減って、3万5935人です。