岩手県のグルメなどを集めた物産展が、名古屋市中村区の名鉄百貨店で始まりました。

 岩手が誇るブランド「いわて牛」が、豪快に3種類も盛られた焼肉弁当に、ウニやいくらなど三陸の新鮮な海の幸を贅沢に乗せた弁当や、地元の「うるち米」を使った写真映え必至のフルーツ団子も。

 名古屋の名鉄百貨店で31日からスタートした岩手県の魅力が詰まった物産展。子供の夏休み最後の思い出作りで来たという親子は…。

父親:
「(岩手に)行こうという計画は立てているんですけど、先に名物を知っておいて、またさらに現地に行って食べたいなと」

 豊明市から来たという女性は、雨の影響もあり、5時間かけて会場まで来たといいます。

訪れた女性:
「これだけを買ったの。鮭の鼻の頭だから少ししかとれない。小さい時からこれを親に食べさせられていたからすごく大ファンで」

 新型コロナの影響で、去年2021年は中止となったこの物産展。2年ぶりの開催に、店側も胸を躍らせています。

工藤菓子店の店員:
「とても楽しみにしていました。やっぱり去年来られなかったのがすごく残念で、なので今回は特に気合を入れて来ました」

 そう話すのは、10年前から毎年出展しているわらびもち店。今回のために岩手産の蕨粉(わらびこ)を使ったわらびもちの中に、栗のあんこを入れた秋の新作を開発しました。

工藤菓子店の店員:
「岩手に旅行に来たような感覚で、名古屋のお客様たちに楽しんでいただけたらいいなと思います」

「岩手県の観光と物産展」は9月5日までで、客同士の間隔が確保できない場合には入場制限も行われます。