愛知県内のほとんどの小中学校で9月1日、2学期がスタートしました。

 朝、雨も降る中、元気に挨拶しながら登校する子供たち。名古屋市東区の東桜小学校では、子供たちが先生や友達との久しぶりの再会を楽しんでいました。

男の子:
「沖縄に行きました。シュノーケリングとかをしました。最近コロナで外に出られなかったので、夏休みくらいは楽しみたいなと思って」

女の子:
「北海道におばあちゃんに会いに行った。嬉しかった。去年は北海道でおばあちゃんに会えていなかったから」

 3年ぶりだった行動制限のない夏休み。旅行や帰省など、久しぶりに遠方まで行った子供たちも多かったようです。

 また、近場を満喫したという子も…。

男の子:
「知多半島の祖父の家には行ったんですけど。寿司に連れて行ってくれたり、焼肉とかいいものがあるので、毎回太って帰ってきます」

別の男の子:
「伊良湖の方でサーフィンです。結構できるようになって、楽しくなってきました」

 一方、新型コロナの「第7波」が続いた2022年の夏休み。その影響を受けた子もいました。

女の子:
「遠くは行ってないです。感染したら帰って来れないってパパとママが言ったので」

別の女の子:
「(家で)宿題とかやって。コロナにかかったら友達に会えなくなっちゃうから」

 この学校では、9月1日の始業式は各教室と校長室をつないでのリモート形式で実施。給食についても一方向を向いて黙って食べるなど、引き続き感染対策をしていくとしています。

東桜小学校の教頭:
「ほとんどの子供たちが元気に登校してきてくれましたので、まずはホッと一安心しております。まず子供たちの手洗い、教室の換気、マスクの着用とか消毒をするとか、そういった形でこれまでと変わらず一つ一つ丁寧に進める」