愛知県新城市では、新しい品種の菊「かがり弁」の出荷が最盛期を迎えています。

 花びらの先にいくつもの突起がある珍しい形の菊「かがり弁」。2020年に愛知県などが開発した新しい品種で、華やかでフリルのような見た目から、アレンジメントや祝い事の花として好まれると期待されています。

 2022年は6月の初めに暑い日が続いたことで虫や病気に侵され、2021年より1か月近く初出荷が遅れましたが、夏場に入り天候も安定したことから、例年通り美しい花を咲かせています。

 かがり弁の出荷は11月下旬頃まで続き、およそ1万鉢が名古屋や関東などの市場に並びます。