岐阜県では9月6日、新たに3214人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また、7人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、岐阜市や可児市などに住む0歳から100歳以上の3214人で、2週間続けて1週間前の人数を下回っています。

 新たなクラスターは6件公表され、岐阜市の病院では入院患者10人に感染がわかりました。このほか多治見市や海津市などの高齢者福祉施設、高山市と大野町の障害者福祉施設でもクラスターが確認されています。

 6日は岐阜市の80代男性2人と90代女性2人、高山市の90代男性、関市の90代男性、下呂市の100歳以上の女性が亡くなったことも発表されました。

 このうち岐阜市の80代男性は基礎疾患がありましたが、医師の判断により自宅療養していました。市によりますと保健所が連絡を取っていたものの、男性から健康観察の協力が得られていなかったということです。

 ほかの6人は感染がわかり、病院や施設で療養していました。亡くなった人は累計で521人です。

 県内の病床使用率は5日時点で47.2%、重症者は2人です。