岐阜県では9月7日、新たに2498人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。4人が亡くなったことも発表されています。

 感染がわかったのは、岐阜市や各務原市などに住む0歳から100歳以上の2498人です。

 新たなクラスターは5件公表され、大垣市の病院では入院患者41人と職員5人などあわせて47人に感染がわかっています。

 このほか、高山市と美濃加茂市、本巣市の高齢者福祉施設でもクラスターが確認されています。

 また、岐阜刑務所では40代から60代までの被収容者の男性4人に感染がわかりました。前日6日にも被収容者9人に感染がわかっていますが、複数のフロアから患者が発生していて、関連は調査中としています。

 7日は岐阜市の80代男性、羽島市の60代男性、瑞浪市の40代女性、多治見市の90代女性が亡くなったことも発表されました。

 このうち瑞浪市の40代女性は基礎疾患がありましたが、陽性と診断された際の医師の判断により自宅療養をしていて、体調が急変して救急搬送されたのちに、病院で死亡が確認されました。

 ほかの3人はいずれも感染がわかり、病院や施設で療養していました。亡くなった人は累計で525人になりました。

 県内の病床使用率は6日時点で46.8%、重症者は3人です。