新型コロナ、オミクロン株に対応した新たなワクチン。23日、愛知県蒲郡市で県内で最も早く接種が始まりました。

 23日蒲郡市で始まった、オミクロン株対応ワクチンの接種。愛知県内では最も早い接種のスタートで、23日は100人ほどの予約枠に対し81人が接種に訪れました。

接種を受けた男性(60代):
「新しい(ワクチンの)方が効果はあるのかなと思って」

接種を受けた女性(60代):
「そっち(オミクロン株対応ワクチン)の方が効果が良いのかなと」

 オミクロン株に対応する新たなワクチンは、現在感染の主流となっている「BA.5」にも一定の効果が期待され、まずは3回目接種から5か月以上経過した60歳以上や医療従事者などが対象に。

 その後10月半ばをめどに、2回目までの接種を終えた12歳以上の全ての人に拡大される方針です。

 23日、市民と共に接種に訪れた蒲郡市の鈴木寿明市長は…。

鈴木蒲郡市長:
「市民に寄り添った形でワクチン接種を進めておりますので、より早い切り替えがベストだと。市民の皆さんにもこのワクチンを接種していただきたい」

 接種が始まったオミクロン株対応ワクチン。愛知県内では9月29日から、大規模接種会場での接種も予定されています。