名古屋市では9月27日、新たに821人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。また、入院していた高齢の感染者2人が亡くなったことも発表されています。

 新たに感染がわかったのは0歳から90歳以上までの821人です。35日ぶりに1週間前の人数を上回っていますが、9月19日の月曜日が祝日で、医療機関を受診した人が平日と比べて少なく、20日に発表された人数が低くなったためで増加傾向に転じてはいないとみられています。

 年代別では10歳未満が109人、10代が136人で最も多く、20代が123人、30代が125人、40代が126人、50代が102人、60代が48人、70代が36人、80代が12人で90歳以上が4人です。

 自宅療養者数は6823人で、市内に640床確保されているコロナ病床の使用率は34.2%となっています。

 27日は入院していた70代男性と90代女性の合わせて2人が亡くなったことも発表され、名古屋市の死者は1068人になりました。

※9月26日から始まった全数把握の見直しに伴い名古屋市の発表内容が変更されています。新規感染者の年齢はこれまで90代、100歳以上で区分されていましたが、26日からは「90歳以上」にまとめられています。また、これまでは市外の医療機関で判明した感染者も、居住する自治体の人数に含まれていましたが、26日からは医療機関の所在地で数えられています。新規感染者数、自宅療養者数、病床使用率はいずれも発表された日の午前0時時点でのデータとなっています。