愛知県では9月28日、新たに2955人が新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。4人が亡くなったことも発表されています。

 新たに感染がわかったのは、10歳未満から90歳以上までの2955人です。

 自治体別では名古屋市が962人、豊橋市が120人、岡崎市が192人、一宮市が154人、豊田市が143人、春日井市が108人、安城市が92人などとなっています。

 また、名古屋市の保育施設や高齢者施設など4つの施設で新たなクラスターが発生しています。

 27日午後6時時点の自宅療養者数は2万2332人、宿泊療養施設の入所者数は182人、稼働しているコロナ病床1756床の使用率は30.1%です。

 28日は名古屋市で3人、岡崎市で1人が亡くなったことも発表され、愛知県の死者は2866人となりました。

 大村知事は、新規感染者数の減少傾向が顕著なことから、8月5日から続けてきた「BA.5対策強化宣言」を9月30日までとし、10月1日からは法律に基づかない「厳重警戒」に移行すると発表しました。

 ただ、依然として新規陽性者数の7日間平均値は3000人程度と高い水準にあることから「今後も社会経済活動とのバランスを取りながら、感染拡大の防止に取り組んでいくことが不可欠」としています。