愛知県豊田市の公園のトイレで4日午前、壁などが焦げているのが見つかりました。

 9月中旬から前日3日にかけ、近くの別の公園でも紙などが燃えているのが3件見つかっていて、警察が関連などを調べることにしています。

 4日午前9時ごろ、豊田市浄水町の浄水公園で、多目的トイレの壁や床が焦げているのを公園を管理している業者が見つけ、市に連絡しました。

 焦げたのはいずれも30センチ四方に満たないほどの大きさでしたが、市によりますと壁の塗装費用として約4000円がかかるということです。

 市は警察に4日午後、被害届を提出しました。

 この公園から南東におよそ600m離れた南平公園では9月17日から10月3日にかけ、紙のようなものが燃えた跡が3件見つかっているということです。

 市はこの2つの公園に不審火に警戒するよう呼びかける看板を設置したほか、豊田警察署にパトロールの強化を依頼しています。

 警察は被害届を受理し、今後、不審火の原因や関連などを調べることにしています。