愛知県瀬戸市出身の藤井聡太五冠が、来年初防衛を目指す「王将戦」の挑戦者決定リーグで、羽生善治九段が勝利し挑戦権を獲得しました。

 藤井五冠が持つ「王将」のタイトルをかけ22日行われた挑戦者決定リーグ最終局では羽生善治九段と一宮市出身の豊島将之九段が対戦しました。

 中盤の早い段階から羽生九段が優勢となり、午後6時38分に117手で勝利。リーグ全勝を果たし挑戦権を獲得しました。

 羽生九段は前人未踏のタイトル通算100期獲得を目指し藤井五冠と対戦することになります。

羽生善治九段:
「藤井さんとはかなり年齢が離れていますけれども、ひのき舞台で対戦することが実現できて非常に良かった」

 王将戦第1局は来年1月8日と9日静岡県の掛川城で指されます。

※写真は日本将棋連盟提供