正月用の切り花に欠かせない「センリョウ」の収穫が、愛知県岡崎市で最盛期を迎えています。

 岡崎市北部の駒立町では、7軒の農家が山の斜面を利用してセンリョウを栽培していて、農家の人が鮮やかな実を付けた枝を一本ずつ丁寧に切り取っていきました。

 センリョウは日持ちがすることから、長寿の縁起物として正月飾りなどで親しまれていて、今年は6月の気温が高く生育が心配されましたが、その後は天候が安定し、順調に育ったということです。

 収穫は12月10日ごろまで続き、およそ2万5000本が出荷されます。