サッカー日本代表が2日、W杯でスペイン相手に歴史的な逆転勝利をあげ、東海地方のスペインにちなんだスポットでも喜びが広がりました。

 強豪スペイン撃破で“ドーハの歓喜”再び…。日本中が「ブラボー!」と盛り上がった朝、名古屋でも眠い目をこすりながら出勤する人たちの姿が見られました。

 東海3県で「スペイン」といえば、三重県の志摩スペイン村。こちらでは勝利の味を噛み締められるあるキャンペーンが。

 スペインから取り寄せた、イベリコ豚のバラ肉をふんだんに使った「スペイン産イベリコ豚のパエリャセット」。

調理担当者:
「バラ肉を使用していますのでジューシーな肉質。イベリコ豚の脂がすごく上質な脂ですので、口に入れた時に甘みが広がる」

 前菜・スープがついて2600円のところ、2日に限って先着10名は半額に。ラッキーな観光客が、スペインの味をお得に楽しんでいました。

男性客:
「こんなに(豚肉が)大きいとは思わなかったんだけど、甘みがあって歯応えもあっておいしいです。パエリアは大好きだけど、応援するのはやっぱり日本ですね」

女性客:
「びっくりでしたけど、決勝リーグに残れてよかったと思います」

 一方、三重県四日市市のスペイン料理店「コシーナ ~シエスタ~」。

 オーナーは試合前、「日本が勝ったらスペインのビールを皆さまに1人1本提供させていただこうと思っています。それくらい日本に勝ってほしいという思いです」と宣言していました。

水野オーナー:
「同点になった時点で仕入れのことが頭をよぎりました。逆転ゴールを決めた時点で業者さんにメールをしました。これをみんなで飲み干してください」

 有言実行の水野さん、2日から1週間、1人1本スペインのビールを無料でふるまうことに。

 この店では、日本代表が次に挑むクロアチア戦では店で試合を放映予定。見事勝利した場合は、さらなるサービスも考えているということです。

 日本代表が史上初のワールドカップベスト8をかけて戦うクロアチア戦は、6日午前0時キックオフです。