愛知県警岡崎署の留置場で勾留中の男性が死亡した問題で、署員が足で横たわる男性の向きを変えるような様子が監視カメラに映っていたことがわかりました。

 愛知県警岡崎署の留置場では12月4日、逮捕され勾留中だった男性(43)が息をしていない状態で見つかり、その後搬送先の病院で死亡しました。

 男性は留置場で暴れるなどしたため、100時間以上に渡り手錠などで手足を拘束されていたほか、複数の署員らが足で横たわる男性の体の向きを変える様子が監視カメラに映っていたことが関係者への取材でわかりました。

 愛知県警は13日、警務部の監察官を中心におよそ40人体制の調査チームを立ち上げ、今後岡崎署の署員への聞き取りなどをして暴行の実態がなかったか調べる方針です。