高騰している卵の価格は今後どう推移するのか、動向を業界関係者に取材しました。

 全国で過去最大の1000万羽の殺処分となる鳥インフルエンザの影響で、今年は1月に入っても高止まりとなっています。

 殺処分は今後の供給に大きく影響します。ヒナが卵を産むようになるまで半年はかかり、完全に回復するには1年半はかかるとみられるからです。

 卵の需要は毎年夏は減る傾向があり、供給もこの時期から徐々に回復するため、夏ごろには価格も下がってくるのではないかということです。

 ただし、今後鳥インフルエンザがさらに拡大すれば、価格もさらに高騰するとみられ、先行きは不透明な状況です。

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