立憲民主党は党籍を持ったまま岐阜県議選に自民党推薦での立候補を表明した今井瑠々氏について除籍処分としました。

 今井氏は2021の衆院選で岐阜5区に、立憲民主党から立候補し落選しましたが、4月の岐阜県議選に自民党推薦で立候補することを表明し、1月に離党届を提出していました。

 立憲民主党は17日、常任幹事会を開き「重大な反党行為だ」として、党規約で最も重い除籍処分にすることを決定しました。

 また岡田幹事長は、岐阜県連が求めていた今井氏に支給した活動費650万円の返還については「今井氏の良識ある判断を期待したい」と述べるにとどまりました。

 岐阜県議選多治見市選挙区には、ほかにも自民党新人の友江惇氏(36)と無所属新人の判治康信氏(46)が立候補を表明しています。