三重県熊野市の世界遺産・花の窟神社で、1300年続く「お綱かけ神事」が行われました。

 五穀豊穣を願うこの神事では、高さが45メートルもある大岩と、神社の境内にある御神木を、およそ170メートルのしめ縄でつなぎます。

 この綱に触るとご利益があると言われていて、2日は氏子や参拝客らおよそ200人が集まり、大岩に固定したしめ縄を海岸まで引っ張りました。

 花の窟神社には、日本神話のイザナミノミコトが産んだ7つの神がまつられているため、しめ縄は7本の綱を束ねて作られているということです。

【動画で見る】7つの神が祀られる…世界遺産・花の窟神社で1300年続く「お綱かけ神事」大岩とご神木つなぎ五穀豊穣願う