6人による争いとなっていた任期満了に伴う愛知県知事選挙が5日行われ、現職の大村秀章さんが当選を確実としました。

 3期12年の実績を訴えた大村秀章さん(62)は、自民党県連、立憲、公明、国民から推薦を得るなど幅広い勢力からの支援を受けて盤石の選挙戦を展開し、新人5人を退けて当選を確実としました。

 4期目では、スタートアップの支援拠点「STATION Ai」の開業やジブリパークの2期エリアのオープンといったアフターコロナの経済、観光の活性化策や、少子化に歯止めをかける子育て支援策などが注目されます。

 午後7時現在の投票率は22.02パーセントで、前回を1.58ポイント下回っています。期日前の投票率は12.01パーセントで、前回を2.15ポイント上回りました。

 愛知県知事選挙には、大村さんのほか、いずれも新人の安江朗さん(55)、末永啓さん(37)、山下俊輔さん(60)、上原俊介さん(46)、尾形慶子さん(65)が立候補していました。