ブラザー工業が15年にわたって続けている岐阜県郡上市の森林を守る活動について、期間を延長する協定が結ばれました。

 ブラザー工業は2008年に岐阜県などと協定を結び、郡上市内のスキー場跡地など3カ所で植樹など森林の復元や保全の活動を続けてきました。

 20日午後、その協定を10年間延長する締結式が郡上市内で行われ、ブラザー工業の小池利和会長らが協定書にサインしました。

 新たな協定では、これまでブラザーの従業員やその家族が行っていた森林保全活動の参加対象を拡大し、一般の人も参加できる仕組みづくりを進めるということです。

 これまでの取り組みでは、およそ6500本の植樹をしていて、希少な「ギフチョウ」が確認されるなど生態系の回復が見られるようになったということです。

※画像はブラザー工業株式会社提供