三重県の伊勢市は、市役所内で保管していた税金を訪問徴収する際の、つり銭の準備金9万円余りを紛失したと発表しました。

 伊勢市によりますと3月14日、総務部収納推進課で保管していた、税金を訪問徴収する際のつり銭の準備金を確認したところ、9万1000円がなくなっていることがわかりました。

 つり銭の準備金はチャックが付いた袋に小分けして、鍵がかけられるところに保管していましたが、全部の袋のうち数十個の袋から現金がなくなっていたということです。

 伊勢市は3月20日、警察に被害届を提出しました。

 伊勢市総務部収納推進課の天満徹課長は「適切に管理すべき公金を紛失する事態を招き、誠に申し訳なくお詫び申し上げます。再発防止の徹底を図りたいと存じます」とコメントしています。

【動画で見る】小分けにされた数十袋から現金無くなる…市役所で保管していた釣り銭の準備金9万円余り紛失 被害届を提出