新型コロナウイルスの「5類」移行に合わせ、愛知県は軽症者向けの療養施設を5月7日で終了することになりました。

 愛知県の大村知事は23日の会見で、新型コロナの軽症者や無症状の感染者を受け入れる宿泊療養施設について、5類への移行に合わせ5月7日までで全て終了すると発表しました。

大村愛知県知事:
「本県全ての宿泊療養施設が運営終了となります。3年に及ぶコロナ禍の中で8回の大きな波が来て、それを乗り越えるということで、宿泊療養施設については大きな役割を果たしたと考えております」

 現在、県内では5つのホテル計1084室が宿泊療養施設として運用されていますが、22日時点での入所者は28人となっています。

 県の宿泊療養施設を巡っては感染者数の減少に伴い、既に3月6日に、5つの施設計1190室の利用が終わっていました。