愛知県弥富市で12日、交通安全決起大会が開かれ、目の錯覚を利用する「マジック」などを通じて事故防止に向けた注意が呼び掛けられました。

 12日、愛知県警蟹江署が弥富市内で開いた交通安全決起大会。集まった地域の人などおよそ300人に対し、2023年4月から努力義務となった自転車でのヘルメット着用が、転倒した際に頭を守る上で重要であることなどが説明されました。

 会の最後には、プロのマジシャンが披露したマジックを通じ、目の錯覚が交通事故を引き起こす要因になるなどと注意を呼びかけていました。

 愛知県内の2023年の交通事故死亡者数は11日時点で56人と、2022年の同じ時期に比べ5人増えていて、蟹江署の猪子雅己署長は「交通事故のない街づくりをしていきたい」としています。

【動画で見る】目の錯覚を利用するマジック等通じ…愛知県警蟹江署が交通事故防止呼びかけ 県内交通事故死者数は前年比で増