G7広島サミットを前に、爆発物を使ったテロを未然に防ごうと、愛知県尾張旭市のドラッグストアで訓練が行われました。

 訓練は爆発物の原料に悪用される恐れがある「尿素」を大量に購入しようとする不審な客が現れた想定で行われ、ドラッグストアの店長が対応を学びました。

<犯人役>
「これを100袋ほどいただけないでしょうか?」

<店長>
「100袋ですか。ご住所とお電話番号をこちらにご記入いただけますか?」

 不審な客に対しては、名前や連絡先の記入を求め、立ち去った後は警察に通報するなど、一連の手順を確認しました。

 愛知県警は「安易に爆発物を製造できないよう対策し、テロを未然に防いでいく」としていて、今後もドラッグストアなどと連携して警戒を強化します。