愛知県瀬戸市出身の将棋の藤井聡太六冠がタイトル防衛に王手をかけている叡王戦の第4局が、岩手県で始まりました。

 叡王戦五番勝負は藤井聡太六冠がここまで2勝1敗で、勝てば「叡王」3連覇となります。

 対局は午前9時に挑戦者・菅井竜也八段の先手で始まりましたが、同じ局面が続く「千日手」となり、午前11時半から藤井6冠の先手で指し直しとなっています。

 対局する2人は27日、東日本大震災で被災した宮古市の景勝地・浄土ヶ浜の遊覧船に乗ったほか、犠牲者への献花をしています。

藤井聡太六冠:
「多くの方に注目して見ていただける一局になるかと思いますので、楽しんでいただける将棋にできるよう全力を尽くして戦いたいと思っています」