6月2日の豪雨で浸水被害があった愛知県豊橋市で、車が水没した人に無料で車を貸し出す取り組みが始まりました。

 この取り組みは、災害で被災した人などに企業などから提供された車を無料で貸し出す「日本カーシェアリング協会」が行っているもので、20日から豊橋公園内に拠点を開設しました。

 豊橋市や豊川市では6月2日の豪雨で多くの車が水没する被害があり、20日朝、早速車を借りに訪れる人の姿がありました。

 貸し出しは完全予約制ですが、用意できている62台の車に対して、既に176台の予約が入っていて、今後貸し出す車の台数を増やす予定だということです。

 貸出期間は10月31日までで、普通車のほか、後片づけなどに使う軽トラックも貸し出すということです。