愛知県瀬戸市では、2023年9月からのごみ袋の値上げが予定されていましたが、据え置かれることになりました。

 瀬戸市議会では2022年3月、ごみの減量などのため、45リットルの燃えるごみの袋を180円から500円と3倍近い値上げを決めていました。

 しかし、23年4月の市長選で「値上げ凍結」を公約に掲げた川本雅之市長が当選し、4日に「価格据え置き」の改正条例案を市議会で採決した結果、わずか1票差で可決しました。

川本雅之瀬戸市長:
「ここからがスタート。一旦立ち止まって、ごみの推移を見ていく。オール瀬戸で今後のごみの減量のあり方をしっかりと考えて実行していく」

 瀬戸市は、1人あたりのごみの排出量が愛知県内の38の市で4番目に多く、さらにごみ処理施設が老朽化し、処理費用の増加が見込まれるなどの課題を抱えています。

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