青森県の会社が製造した弁当を食べた人が相次いで体調不良を訴えている問題で、東海3県でも三重県のスーパーで販売され、1人が体調不良を訴えていることがわかりました。

 三重県などによりますと、9月16日に伊勢市内のスーパー「ぎゅーとら」で開かれたイベントで駅弁を購入した女性1人が、食後に体調不良を訴え、医療機関を受診しました。

 女性が食べたのは、青森県八戸市に本社を置く「吉田屋」が製造した「しっとりうにと大玉ほたて弁当」で、ぎゅーとらでは全店舗であわせて174個を販売したということです。

 女性には下痢や嘔吐の症状があり、伊勢保健所が駅弁と体調不良との関連を調べています。

 吉田屋の弁当をめぐっては、愛知県でも豊橋市の50代の女性が、県外の店で購入した弁当を食べて一時下痢などの症状を訴えるなど、全国でおよそ300人が体調不良を訴えています。