愛知県小牧市の保育施設「すくすくナーサリー中央」で、虐待が疑われる行為が確認され、市から行政指導を受けました。

 小牧市によりますと、2022年12月、「すくすくナーサリー中央」の関係者から内部告発があり、20代の女性保育士2人が、乳幼児の体がのけぞるほど口に食事を押し込むなど、虐待が疑われる18の事案を把握したとのことです。

 市は2023年3月に文書で再発防止を求めましたが、園は保護者への説明をしておらず、女性保育士2人も勤務を続けています。

施設運営のNPO法人 山本幸造理事長:
「(保育士の)1人はうち以外で大きな施設で4年経験があってうちに来たんですけど、もう1人は新卒で入っていてちょっと教育不足かなと。色々ご迷惑と心配をかけて本当に申し訳ないと思って、職員一同これからきちんと保育の方をやっていきたいと思っています」

 園は近く、保護者への説明会を開くとしています。

【動画で見る】乳幼児の口に食事を押し込む等…保育施設で20代女性保育士2人が虐待か 理事長「1人は新卒で教育不足」