岐阜県岐阜市の陸上自衛隊の射撃場で2023年6月、隊員3人が銃撃され死傷した事件で、逮捕された元隊員の男の鑑定留置がおよそ2か月延長されることになりました。

 2023年6月14日、岐阜市の陸上自衛隊日野基本射撃場で起きた事件では、訓練中に18歳の元隊員の男が自動小銃を発砲し、隊員2人が死亡、1人が大ケガをしました。

 殺人などの疑いで逮捕された男は、刑事責任能力などを調べるための鑑定留置に入っていましたが、検察の請求を受けて約2か月間伸ばし2024年1月18日まで延長することになりました。

 事件が起きた射撃場では11月6日、訓練が一旦再開されましたが、隊員が報道陣に向けて中指を立てる行為をしたため、現在訓練が中止となっています。

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