愛知県豊橋市で進む新アリーナの建設計画を巡り、反対する市民グループが住民投票の実施を求めて2度目の署名簿提出をしました。

 豊橋市の新アリーナ建設を巡っては、反対する市民グループが2023年2月、住民投票実施のための条例制定を請求しましたが、市議会で否決されました。

 建設予定地が「氾濫想定区域」に含まれるうえ、建設のために豊橋球場を津波の「特定避難困難地域」に移転する案が明らかになったことなどから、市民団体は再び署名集めを実施し28日、前回を上回る1万8657筆の署名簿を選挙管理委員会に提出しました。

 住民投票に関する条例案は2024年に議決予定ですが、市議会は新アリーナを推進する自民党などが過半数を占めているため、否決される見通しです。

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