愛知県警岡崎署で2022年、勾留中の男性が死亡した事件で、県警は署の幹部らを書類送検しました。

 岡崎署の警務課長代理らは2022年11月、逮捕され勾留中の男性(当時43)が留置場で暴れた際、持病がある男性に必要な医療措置を怠った業務上過失致死のほか、手足を拘束された男性を足で蹴るなどした、特別公務員暴行陵虐などの疑いが持たれています。

 2022年9月には勾留中の別の男性にも同様の暴行があったことが新たに発覚し、2つの事件であわせて警察官ら9人が書類送検されました。

 また、警察は監督責任を怠ったとして署長を減給3か月とするなど書類送検された署員を含む11人を懲戒処分としました。

 岡崎署長と警務課長代理は12月1日付で辞職しています。

【動画で見る】勾留中の男性が死亡した事件等で…警察署の幹部ら署員9人を書類送検 計11人に懲戒処分 署長ら2人は辞職