八大タイトル独占を決めた藤井聡太八冠の「王座」の就位式が22日、東京で開かれました。

 就位式では、かつて全冠制覇を成し遂げた羽生善治会長から、王座の免状である允許状が贈られました。

 藤井八冠は2023年秋の王座戦で、史上初の八冠をかけて永瀬拓矢九段に挑戦し、逆転劇などもあった激しい戦いを制し、王座のタイトルを奪取しました。

藤井八冠:
「本当に大きな注目をいただくシリーズになりました。嬉しく思うと同時に、高揚感、そして緊張感もありました。その中で勝つことができたのは、本当に幸運であったと思っております」

 藤井八冠の次のタイトル戦は、24年1月7日から始まる王将戦で、菅井竜也八段の挑戦を受けます。

【動画で見る】藤井八冠がタイトル独占決めた“王座”の就位式に出席「注目いただくシリーズになり高揚感や達成感あった」