岐阜県山県市の養鶏場で鳥インフルエンザが発生し、殺処分が必要な「高病原性」かどうか、検査が進められています。

 県によりますと4日午前10時過ぎ、山県市の養鶏場から「死ぬニワトリの数が増加している」と連絡があり、死んだニワトリを簡易検査したところ、鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。

 現在、殺処分が必要な高病原性かどうかを調べる遺伝子検査を進めていて、高病原性だった場合、この養鶏場のニワトリ約5万羽を殺処分します。

 県は、この養鶏場から半径3キロ以内にある農場に対し、ニワトリなどの移動を自粛するよう要請しています。

 岐阜県では2023年11月、海津市内で飼育されていた鷹狩りのタカが、野生のカルガモを捕食した後に死に、高病原性の鳥インフルエンザの感染が確認されていました。