岐阜県山県市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが確認され、ニワトリの殺処分が進められています。

 岐阜県によりますと、山県市内にある食肉用の養鶏場では4日、162羽のニワトリが死んでいるのが見つかり、その後の検査で致死率が高い高病原性鳥インフルエンザと確認されました。

 殺処分は5日午前11時ごろから始まり、3日間をかけて職員ら2000人態勢でおよそ5万羽を殺処分します。

 また県は、半径10キロ圏内をニワトリや卵などの出荷を原則禁止とする「搬出制限区域」に設定しました。対象となる農場は25にのぼり、計約158万羽のニワトリが飼育されています。

【動画で見る】卵など出荷禁止の農場は25に…岐阜県の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザ ニワトリ約5万羽殺処分進む